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高温多湿のこの時期は『カビ』に注意!
蒸し暑い梅雨の時期がまだしばらく続きますが、湿気を好む
カビはこの時期に繁殖力が強まります。
カビは病気を引き起こす原因にもなりますのでご注意ください。
■ カビによるアレルギーが引き起こす主な疾患
●アトピー性皮膚炎
●アレルギー鼻炎
●気管支喘息
●アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
●夏型過敏性肺炎
アレルギー性鼻炎・気管支喘息は、押し入れ、畳などに多く発生
するアルテルナリアという菌などによるものです。
アスペルギルス症は、アスペルギルスという菌が気管支の粘膜
に付着し、炎症がおこるものです。
夏型過敏性肺炎は、エアコン内部、浴室、トイレなどに多く発生
するトリコスポロンというカビの胞子を吸い込むことによるアレル
ギー反応です。倦怠感、発熱、咳が止まらないなど夏風邪に似
た症状で、放置しておくと呼吸困難を伴うこともあります。
■ カビが体内に侵入することで起こる主な感染症
●水虫
●カンジダ症
■ 予 防 は ?
カビをなくすことは不可能です。
カビは湿度が80%を超えると増殖しやすくなります。
いかにカビが繁殖しにくい環境を作るかがポイントです。
●部屋の中だけでなく、押し入れ、浴室なども頻繁に
換気しましょう。
●エアコンで湿度を下げるのも有効ですが、エアコン
自体がカビの巣になっていることもあります。
フィルターを小まめに掃除することが大切です。
●冷蔵庫も過信は禁物です。低温でもカビは生息で
きます。食品の詰め込み過ぎをなくし、定期的に
冷蔵庫の中の掃除をしましょう。
●規則正しい生活をし、体力と免疫力を高めておく
ことも大事です。